ベリヲタになって初めて萎えた日

大阪公演のあった日近くで収録していたヲタ芸の番組が放送された
この番組に関しては収録前から一悶着あった
それはヲタ芸四天王といわれる方がミクシィで参加者を募集していたことに始まる
俺は、その日は夏夏のラストでありみやびちゃんの聖誕祭でもあるので
ベリと直接関係ないヲタ芸祭りの収録は止めてくれないかと書き込みした
やるのは別に勝手だけどどっか他でやればいいじゃないかと思った
どうせお祭り好きのヲタが踊り狂ってる様子を撮影して
ベリのヲタは気持ち悪いというイメージの放送になるのが目に見えていた
俺の意を汲んでくれたのかお互いの知り合いである青佐紀が意見してくれ
結局彼はこの企画から手を引くことになった
しかし、それでもこの番組企画はそのまま実行された
彼が手を引いたおかげで参加者はほんの数人
これならヲタ芸と面白人間の紹介で終わるだろうと思っていた
しかし、実際の放送は違った
一通りヲタ芸や面白企画をやったあとにご本人とご対面ドッキリだ
銭金でもあったパターンである
俺はベリのイメージやヲタにとって大事な日を平穏にしてほしくて
このヲタ芸企画を中止してもらおうと意見した
しかし、その企画は完全に事務所公認なのだ
むしろ、率先してベリーズ本人まで出演させているのだ
純粋なベリヲタでもないヲタ芸がやりたいだけ目立ちたいだけのヲタが
念願のベリとご対面という図式は正直むなしくなった
自分の否定していたことが事務所にとってはやりたかったことなのだ
しかも、俺が四天王の方に手を引かせたことで参加者が激減し
逆に本人ご対面が実現しやすくなったという話まである
彼が参加していたら参加者は50人や100人になって
とてもご対面どころじゃなかったというのだ
結局俺がやったことってなんだったんだろう
そう考えるとすべてに萎える
俺たちが外でみやびちゃんのハッピーバースデーの歌を合唱しているとき
ヲタ芸をやったやつらは本人と会っていた
その構図を天から見てみたらどれだけまぬけだったろうと思う