AKB48 「さよならクロール」 劇場盤 大握手会 1日目

久々の個別握手会。今回は投票券もついてお得だったので迷わず参加を決めた。
例のごとく格安飛行機のLCCエアアジアで前日入り。
ノープランで行くと本番にてんぱるのでかなり早めに起きて話す話題を考えておく。
各ファンスレなどを覗いてそのメンバーにどんな話題がいいかチェックし、ネタを決めてメモしておいた。
幕張メッセに着いたのは8時半頃。既にかなり集まっていた。
まずは、こじはるさんに並ぶ。いきなりの本命の3枚出し。
いつもながら最初の握手はものすごい緊張する。列はまだそれほどでもなく2列くらいだった。
9時を過ぎてもこじはるレーンはまだ始まらない。となりの柏木レーンなどはもう始まっていた。
20分くらい過ぎてようやく開始。
選挙が終わって最初の握手会。おそらくほとんどの人は選挙の話になるだろう。
まぁ1部の最初のほうだからまだ選挙話に飽きるほどでもないだろうし
やっぱり最初はこの話題をしないと始まらない気がした。
俺「選挙お疲れ〜」
小「ありがとぉ〜」
俺「9位はおめでとうでいいのかな?」
小「う〜ん、まぁまぁ、かなぁ?」
俺「速報やばかったし850票くらい入れたよ」
小「え〜、すご〜い!指疲れそぉ〜」
この返しが小嶋陽菜なのだ。たくさん頑張って投票した返事は、「指が疲れそう」なのだ。
この返事に嫌な気分にさせないのだ。むしろ喜びなのだ。
しかし、ここから少し一変する。
俺「あぁ・・まぁね。来年は速報でもがんばるよ!」
小「え〜、次はもうないよ」
俺「え?」
一瞬意味がよくわからなかった。
小「言ったじゃ〜ん、次はないって」
俺「そうだっけ・・?わかった、じゃあまたくるから」
小「ばいばい〜」

握手が終わった後、少し呆然とした。なんか、すごいこと言われた気がした。
直接に来年の選挙はもうでないと言われたのだ。
確かにそれっぽい発言はあったが、選挙でのスピーチでも来年あったら速報でも入れて欲しいという
話もしていたので、もう出ないと決めていたとは思わなかった。
最初のわりにちゃんとにゃんにゃんと会話できた喜びもありつつ、なんとも言えぬ不安も感じた。
もしかして、卒業するんじゃ・・・?話の流れからそう思うのもしょうがないはず。
もやもやした気分のまま、次のぱるるに並んだ。
1部のせいかどこもそれほど大行列というわけではない。多くて2〜3列だった。
ぱるるは、俺の宿敵とも言える相手。俺が撮ったぱるるとの塩写メは伝説となった。
握手はしたいが、たぶん完敗するので1枚だけ取った。顔を見るだけの気分だ。
俺「選抜入りおめでと〜」
ぱ「ありがとうございます」
俺「来年は一桁目指してがんばってね」
ぱ「はい、がんばりますよ〜」
文字にするとなんてことはないただの平凡な会話。だけど、今日のぱるるは違った。
それは、すごく笑顔だったことだ。そして、会話にも感情がこもっていた。
死んだような目で無感情で話してるぱるるとは別人だった。
塩からの卒業を宣言していたそうだが、本当に変わったと感じた。
同じ会話でも笑顔かどうかだけで全然違うのだ。そして、笑顔のぱるるはものすごくかわいかった。
このことは、他でも結構話題になっていたようだ。みんながぱるるの変化を感じたのだ。
これが、もしずっと続けられるなら本当に近い将来1位になるだろう。
あぁ、こんなぱるるならもっと枚数取ればよかった・・・ぱるるの握手は今回これが最初で最後だった。
とりあえず1部は終わったので会場を散策する。
板野さんがまだ始まらないらしくものすごい渋滞になっていた。
そして、2部が始まった。
まずは、こじはるさんに並ぶ。今回は1枚だけ。
さっきのことがまだ頭から離れない。やっぱり直接聞くしかないよなぁ・・・
俺の番になり、思い切って聞くことにした。
俺「さっき、来年はもう選挙でないって言ってたけど・・・」
小「うん」
俺「・・・卒業はしないよね・・・?」
小「今年はしないです」
小「うん、今年中はしないよ」
ものすごく真剣な顔でそう2回言った。
俺「そっか、良かった」
1枚の短い時間なのにすごく重苦しい空気に感じた。
握手であんな真剣な顔のにゃんにゃん初めてみた。「今年」というワードにも意味を感じた。
もう何かを決意しているのか、それともものすごく迷っているのか。
もうこの話はやめておこう、そう思った。
次は、まゆゆと3枚だ。まゆゆと個別握手するのは初めてだった。
全握では経験あるけど初めての握手はすごく緊張する。
正直まゆゆと話すネタに困っていた。しょうがないのでまゆゆのスレをスマホで見ながら並ぶ。
ふ〜む、4枚目のシングル「ラッパ練習中」がでるのか。これにしよう。
俺「総選挙3位おめでとう〜」
ま「ありがとうございます」
俺「4枚目のシングル出るんだってね」
ま「はい、そうなんですよ〜」
俺「ちょっと変なタイトルだよね〜」
ま「でも、曲はかわいいんで期待しててください!」
俺「ラッパ練習してるの?」
ま「さぁ〜どうでしょう?お楽しみってことで」
この辺の言い回しがまゆゆっぽい。
俺「じゃあ楽しみに待ってるね」
ま「はい、バイバイ〜」
なんだろう、アイドルの見本のような受け答えだった。
しゃべりも表情も内容もアイドルの中のアイドルだった。
大満足で2部も終わった。
2部あたりから人もかなり増えてきてものすごいことになっていた。
昼も2人取っていたが、少し疲れてきたので休む。
少し休んで、HKTの兒玉さんに並ぶ。かなりの行列になっている。
正直話すネタはない。定型の選挙話にしようと思う。
俺「選挙37位おめでとう」
は「ありがとうございます〜」
俺「あのスピーチ良かったよ」
は「本当ですか〜うれしいです」
俺「俺札幌だからHTKあんまり見れないんだ」
は「あぁ〜遠いですね・・・」
俺「まぁ遠くから応援してるからね」
は「ありがとうございます!」
まぁなんてことはない会話だが、収穫はあった。
兒玉さんは、もっと幼くてかわいらしいイメージだったんだが
実際みるとものすごい美人系だったのだ。この子は、成長したらもっとすごくなる、そう確信した。
足の疲労が限界になったので、昼もう一人はパスして休憩することにした。
会場内で座って休める場所がないので、外に出ると木陰に座れるところがあった。
ここが妙に居心地がいい。風が気持ちよく一度座るともう動きたくなくなった。
飯も食ってないが動くのも面倒だ。ここで結局2時間くらい座っていた。
3部はもう始まっていたので、3部も二人取っていたがこじはるさんだけ行くことにした。
もう人が多すぎて半端じゃない。今回も1枚だけ。今日3回目のにゃんにゃんとの握手だ。
もうシリアスな話はしないと決めていたので、どうせ1枚で短いし大好きな競馬話にした。
俺「今日馬名の発表だね〜」
小「うぅん〜そうなの〜」
俺「いい名前つけれた?」
小「うん!すごいかっこいいからビックリすると思う〜」
俺「そうなんだ、楽しみ」
短いやりとりだったけど、楽しく話せた。ちょっとほっとした。
やっぱり、にゃんさんは競馬の話が1番いい。
4部も二人。これで今日は終わりだ。
まず、川栄さんに並ぶ。そこまで混んではいなかった。
中に入ると川栄さんは下の見ながら何やらフラフラをステップを踏んでいた。
やっとこっちを見ると握手をしてくれた
俺「選挙25位おめでと〜」
川「ありがとう〜!」
ぬ?なんかイメージが違うぞ?
ありがとうございますみたいな感じではなく「おいっす!」みたいな
体育会系の挨拶のような言い方の「ありがとう!」だった
俺「今日はハステとワステはいないの?」
川「いな〜い!」
投げ捨てるように言い放つ。
俺「そっかぁ握手してみたかったなぁ」
川「いな〜い!」
俺「じゃあ、あの決めセリフ言ってもらってもいいですか?」
川「ウソダロウガ!」
音程が一定で宇宙人の片言のようなウソダロウガだった。
俺「ありがとう・・・バイバイ・・」
川「バイバイー!」
もうすべてがやけっぱちに言い放つように言ってくるのだ。
会話というより一つの単語を叫んでくる感じ。
こんな子だったっけ?ちょっとあっけに取られつつ、
まぁ最近忙しいだろうし俺と同じような話ばっかりされてるんだろうなと思いやった。
気を取り直して最後は永尾さん。永尾さんも初めて個別握手する。
以前、全握でこじはるさんと同じレーンにいた時に、何度か回るうちに永尾さんもいいなと思ったのだ。
俺「選挙35位おめでとう〜」
永「ありがとうございます」
俺「個別は初めてきました」
永「はじめまして〜」
そう言いながら深々とお辞儀をした。あぁ、いい子だなぁ、そう思った。
俺「札幌の全握でファンになったよ」
永「そうなんですか、うれしいです」
俺「じゃあまたね」
永「バイバイ〜」
とにかく美人でいい子だと思った。好きになった。
これで1日目の握手会は終わった。