AKB48 「さよならクロール」 劇場盤 大握手会 2日目

握手会の二日目だ。二日連続握手行くのは初めてだ。
どうせ1日目で疲れるだろうと今日は昼までしかチケットは取っていなかった。
ただ、今日は1部から4人もある。ダメ元で申し込んだやつが全部当たったのだ。
回りきれるか心配だが、まずはこじはるさんに並ぶ。
今日も本命こじはるさんの1部に3枚からスタートだ。こじはるさんとの握手はこれが最後だ。
ネタはちゃんと前日に考えてあった。馬名についてだ。
俺「おはよ〜」
小「おはよ〜」
俺「モンドシャルナいい名前だね〜」
小「でしょでしょ〜」
俺「うん、かっこいいしにゃんにゃんらしい」
小「ありがと〜」
俺「競馬ファンのサイトでも評判良かったよ」
小「へぇ〜そんなサイトあるんだ〜良かったぁ〜」
ここまでは順調だった・・・ここまでは・・・
俺「ぎゃご・・・」
ここにきて急にてんぱり出す俺、急にノドが開かなくなった。思いっきり噛んだのだ。
小「え?なに?なに?(笑)」
小嶋さんは笑っていた。
俺「ごめん、バイバイ〜」
俺は言うのを諦めた・・・流されていく俺をみながら
小「え?いいの?(笑)バイバイ〜」
ものすごくかっこ悪かったが、にゃんにゃんの1番いい笑顔だった。
今回の握手会で最後の大事なこじはるさんとの握手でこんな終わり方をするとは。
俺は、ベリヲタ時代には現場では何十人とつるんでベジータ軍団などと言われていたが
AKBの現場ではいつも一人ぼっちで活動している。
よく考えるとホテルからこの現場まで一言もしゃべっていなかった。
今日最初の会話がにゃんにゃんだったのだ。もっと声を出しておかねばならなかった。
最初の会話が愛する小嶋陽菜では、ノドも閉まってしまうわけだ。
だが、落ち込んでいる暇はない、1部はまだあと3人も残ってる。
次に、永尾さんに行く。
昨日一度行ってるので少しは気が楽だ
俺「おはよ〜」
永「おはようございます」
俺「ヤングジャンプのグラビア良かったよ」
永「ありがとうございます」
俺「グラビアとか頑張ってればこじはるさんみたくモデル仕事も増えるから頑張ってね」
永「はい、がんばります!」
なんか説教じみた感じになってしまった気がする。永尾さんは相変わらず美人だったが
受け答えも優等生なのでもう少し捻ればよかった。
内容もいまいちだし、今日の俺はダメダメだ。
次は入山さん。入山さんは初めてだ。
俺「選挙おつかれ〜」
入「ありがとうございます」
俺「札幌ドームのユニットにあんにんさん入りそうじゃない?」
入「あ〜新ユニットってやつですか?入れるといいですね〜ドキドキしますね〜」
俺「うん、入ったら頑張ってね!」
入「はい、がんばりますね〜」
あ〜思ったよりすごいイイ!美少女はなぜか冷たいイメージがある。
だけど、入山さんはすごい良かった。向こうからいっぱいしゃべってくれる。
最後に鈴蘭さんだ。
俺「選挙おつかれ〜」
鈴「ありがと〜」
俺「最近ゴルフやってる?」
鈴「はい、やってますよ〜」
俺「俺は全然うまくならないよ」
鈴「がんばって!」
俺「うん」
鈴「ねぇ〜がんばって!」
俺「あぁ・・がんばるよ」
なんだかよくわからない会話だったけど、がんばって!の言い方がかわいかった。
大忙しの1部が終わり、なんだかくたびれてしまった。昨日の疲れもまだ残ってた。
また、外の木陰で休憩する。
2部は二人とっていたが、柏木さんだけにすることにした。
個別の柏木さんも初めてだ、しかも3枚。
さすがにものすごい並んでいる。声がでないという情報があったので、
普段より時間もかかっているのだろう。声がでなくても休まない気持ちはすばらしい。
様子を見ていると1〜2枚はリアクションで会話、3枚以上は必要に応じて筆談するようだ。
俺の番になった
俺「こんにちは〜しゃべらないでいいよ」
そう言うとゆきりんは、紙を手に取った
俺「選挙4位おめでとう〜」
ゆきりんは、ありがとうと口パクしている。
元々ゆきりんは表情やリアクションが良いのだが
しゃべれない分、いつもの2倍くらいのリアクションをしてくれる。
俺「俺ソロコン行ったことないんだよね、札幌だから」
ゆきりんは、う〜んと顔で考えながら何かを言った
ゆ「・・・」
蚊の鳴くような声とはこのことかと思うほど、ゆきりんの声はかすれていて小さかった
俺は思わず聞き返してしまった。最初にしゃべらなくていいと言ったのに・・・
ゆ「ドームツアー・・・」
俺「あぁ、札幌ドームね、行くよ〜」
3枚なのでまだ時間はあった。だけど俺はもういいと思った
表情は明るかったが、やっぱり声は痛々しかった。無理はさせてはいけない。
俺「じゃあ、声よくなるといいね、バイバイ〜」
そう言って、手を離しバイバイをした。
帰ろうとした瞬間だった、ゆきりんは離した手をもう一度差し出してきた。
まっすぐ見つめて差し出す手に俺はもう一度握手した。
そして、口パクで彼女は、ごめんねと言った。
ちゃんとしゃべれなくてごめんねという意味だろう。
俺「え、いいよ、ありがとうね」
今度こそちゃんとバイバイをして別れた。
時間前に気を使って終わろうとした俺にもう一度握手してくれるなんて思わなかった。
ファンの気持ちを掴んで離さないゆきりんのすごさを感じた。
2部も終わり、1時からなにやら横山さんのユーキャンの発表があるらしい。
昼も二人取っていたが、もうなんか握手には満足してしまったし、
5列くらい並んでいて並ぶ気力もなかった。
よく見ると、中央の奥あたりに幕があり、おそらくそこで発表しそうな気配だった。
たぶん、横山さん以外のメンバーも出て何かちょっとしたイベントをやるだろう。
俺はもう握手は諦めて、そっちのイベントに備えることにした。
見やすい位置を確保し時間を待った。
時間になると、誘導されてそのステージ前まで行った。
大島さんとたかみなとぱるるがまず登場しトークが始まった。
しかし、そのトーク内容が全然聞き取れないのだ。
広い会場に響いて何を言ってるのか全然わからない。周りにいた人たちも微妙な空気になっていた。
横山さんが登場し、合格発表。結果はもちろん合格。
くす球を割って、みんなでバンザイをして終わった。
なんとも微妙な内容だった。
握手券を取っていない優子やぱるるを見れたくらいが収穫だった。
これで二日目の終わり。
今日はなんだかしょっぱい内容で終わってしまった気がする。
もう少し上手に会話できるようになりたいなぁ