イラク人質について

現在日本で最も注目を集めているのは、モ娘でもあややでもなくイラクで人質になった3人です。ボランティアなど人の役にたとうと思ってイラクに行くも結局は、世界中に迷惑をかけた3人です。しかも、その中の二人は同じ北海道人でした。驚くことに今井くんの実家は、俺の近所で自転車で10分かかりません。その今井くんの父親は、俺の通っていた小学校の先生をしていたことがあり、俺の通っている時期にもいたそうです。世界は狭い。そんな身近な存在ですが、彼らに同情する気は全くありません。開放されて命が無事だったことは素直に喜びますが、これからが彼らにとっての正念場でしょうね。
彼らの行動を登山に例えてみます。退避勧告のでている危険なイラクは、登ることを禁止されている猛吹雪の雪山です。その勧告を無視して登った登山者が遭難しようとも誰が同情するでしょうか?当然捜索費用は自己負担すべき。今では、世論も政治家も彼らに対して冷たい態度なのはそれをわかっていないからです。
それには、もっと大きな理由があります。人質家族の態度です。彼らから感じることは、謝罪やお願いという姿勢ではなく、やって当然という傲慢な態度です。とくに謝罪に関しては、本当に数回です。まずは謝れ。何度でも謝れ。感謝はいいから謝罪してからにしろ。話はそれからだ。誰かの兄などは、謝ったと思ったら一番困ってるイラクの子供に謝りたいなどと言いはじめる。もう聞いてられない。助けてほしいなら、自衛隊撤退しろ!人命を最優先だ!などと主張する前に土下座してすいませんでした。どうか助けてくださいお願いしますが筋というものだ。彼ら人質家族の態度のせいで世論が全く動かなかった。これだけは事実だろう。
人質3人が日本に帰ってきた時、家族がこれをしっかり反省し彼らに伝えておかなければ、ものすごいバッシングが待っているだろう。彼らは、英雄でもなんでもない。日本という国、そして世界にまで迷惑をかけたある意味加害者なのだ。そのことを自覚して、まず第一声に誠心誠意を込めた謝罪からはいってくれることを期待している。