世にも奇妙な物語

怖いのは嫌いなんだがこれは結構見てしまう番組
中でも1番記憶に残ってるのは
「海亀のスープ」という話
ある船乗りが海亀のスープを食べた次の日自殺してしまうという話
船乗りは立ち寄ったレストランのメニューにあった海亀のスープを見て、
そういえば昔海で遭難したときに海亀のスープを食べたことがあった。
仲間が餓死するほどのひどい航海だったけど、偶然捕まった海亀のスープで
生き永らえたんだ。
あのスープは美味しかった
一つ注文してみようと思い、スープを注文した。
運ばれてきたスープを一口食べると、昔食べたスープと全く味が違うので
船乗りは驚いた。どういうことだろう。
昔食べたスープは海亀のものではなかったのか
考えてみればそううまく海亀が捕まるとは思えない。
実は、飢えて死にそうになってる彼に対して
仲間が、餓死してしまった船員の人肉でスープを作って食べさせたのだった
そのことに気が付いた彼は自殺したのである
かなりグロい話だ
俺は手術とかの映像を見るだけで体が痛くなるくらい
グロ系は苦手である
だけど、この話はなにかずっと心に残っている
少年ジャンプで連載されているワンピースという人気漫画がある
この中で、無人島に残された船長と子供が
船長は子供に食料をすべて与えてしまい、自分は自分の足を食べて生き延びるという話がある
パっと読むと感動の話なのだが、よく考えて読むと結構きつい
極限状態のことは極限状態になった人にしかわからないはず
だけど、海亀のスープだけは食べたいとは思わなくなった