ディープインパクトと松浦亜弥

ディープインパクトが圧倒的な強さでダービーを勝った
このまま順調にいけば三冠馬は間違いないだろう
無敗での三冠馬となれば皇帝シンボリルドルフ以来である
三冠馬自体もナリタブライアン以来というお祭り騒ぎだ
確かに強い。本当に強い
ここまで強いとこの段階でもう史上最強馬だとかブライアンより強いとか言う奴がでてくる
しかし、ちょっと待ってほしい
同じ時代を走っていない馬同士の評価など机上の話でしかないのだ
例えばタイム
1番客観的な数字に見えるが、昔に比べて芝は格段に良くなっている
レコードタイムが連発しているくらいに芝は良い
砂利道と舗装の道路でタイムを比較しても無意味なのだ
では、レース内容はどうか
ダービーの着差はほぼ同じ5馬身だ
しかし、先行抜け出し型と追い込み型とでは内容も違ってくる
そして相手関係もある
ブライアンの時代はブライアン以外のライバルが弱かったという話もある
だからと言ってディープインパクトの相手はレベルが高かったどうかなど今はまだわからない
つまり、時代の違う時期の馬の比較など個人の趣味でしかないのだ
あややがデビューしたころ、よく鈴木あみさんと比較されていた
鈴木あみ以来の女性ソロアイドルという見出しが多かった
じゃあみさんは最近復帰したが、アイドル時代のあみさんとあややを比較してみよう
1番客観的なのはCDの売上枚数だろう
これは比較するまでもなく、あみさんの圧勝だ
10倍近い差がある
しかし、あみさんの時代はミリオン連発の時代であり50万枚、100万枚という世界だ
あややはCDの売れない時代であり5万枚、10万枚の世界だ
その比較には意味がない
同じ時代を歌っていないアイドル同士の評価など机上の話でしかないのだ
確実に言えることは、ナリタブライアン鈴木あみも一時代を作った馬でありアイドルである
そして、ディープインパクトは現在の最強の3歳馬であり、
松浦亜弥は現在の最強のソロアイドルであることだ
時代を無視した比較をするとき必ずどこかに矛盾があるものだ