差別

北海道新聞8月3日付、「戸惑う親たちへ、12歳の事件」より
こどもが性犯罪に巻き込まれないようにするために親は何をすべきかという
インタビューにラブピースクラブ代表氏が答えるという記事の中の一節
―― (中略)こどもが「パンツを売るのがどうして悪いの」と聞いてきたら
北原「何も言えないですよね。ただ、パンツを売る子たちは、その先どうなるのか
現実感がないんだと思う。『モー娘。』などのアイドルグループのコンサートに親子で行くといい。
あまり近づきたいと思えない感じの男たちが『〇〇ちゃん、パンツくれー』って叫んでて、
一方で親子連れが来てるそうです。『ああいう人たちの宝物になるんじゃない?』って言えば
現実感がもてるかも」 以下略


前にも狼で話題になった新聞記事だ
簡単に要約すればこうだ
子供がどうしてパンツを売ることがいけないのか?という質問してきたときに
モー娘のライブに来ている気持ちの悪いオタクが、あなたのパンツを買って
レロレロチュパチュパしてる姿を想像してみたら嫌でしょ?
だからダメなんだよ


なるほど、それは確かに嫌である
しかし、問題はそこではない
ヲタが〇〇ちゃん、パンツくれーと叫んでいるという模造部分だ
こんな話はきいたことがないし現場でも見たことがない
そもそも、パンツを買っている=モーヲタとしている時点でかなり偏見に満ちている
男が女性の下着に興味を持つことはあたりまえのことだ
日々パンチラにささいな幸せを感じているのが男というものだ
それは、イケメンだろうとヲタだろうと同じこと
そんな単純な男の欲望をモーヲタだけに擦り付ける論調はおかしい
そして、その単純な欲望からパンツを買う、パンツをくれと叫ぶという行為になるには
かなりの飛躍があるのだ
北原みのりという人はかなりのフェミニストのようだ
つんくLOVE論を名指しに批判したり
モー娘をチャイルドポルノだと言い放つ時点で
かなり偏った思考の持ち主なんだと思う
そもそもフェミニストは女性の権利や差別の専門家のはずだ
女性差別には敏感なくせにモーヲタは差別する
差別する人間が差別をなくそうなどとは片腹痛い