行政書士試験

いよいよ本番当日がきた
試験は午後1時から
この日は天気も大荒れでバスとかだったら大変だったろうけど
地下鉄で行ける会場なので心配はなかった
最寄の駅につくと資格学校の方々がパンフレットを必死に配っている
解答速報会のパンフレットだけど
本心では落ちたら来年はうちに入ってねということだろう
試験会場に入ると緊張感が漂っていた
20代前半から60過ぎの人まで男女さまざまな人がいる
俺は思ったほど緊張もせずに落ち着いていた
今年から行政書士試験が大幅に変わった
試験範囲が変わり科目が変わり出題方法も変わった
択一に加えて40文字の記述試験まである
去年は合格率たったの2%
8万人が受けて2000人しか受からない
仕事内容はたいして変わっていないのに
昔のように簡単に合格できる試験ではない
司法試験や司法書士を目指してる人が力試しで受けて落ちてる人もかなりいるくらいだ
そんな改革の年でなので予備校でもどんな問題がでるのか予想しきれずにいた
それでもスタートラインはみんな一緒
予想できないのもみんな同じことだ
12時半になって試験説明があり
1時になって試験開始
1時間くらい過ぎたあたりで猛烈な尿意に襲われる
試験は3時間あるのであと2時間も我慢しなければならない
途中で手を上げてトイレにいくことも可能だけど
10分くらいは無駄にしなければならない
落ちたも同然だ
試験と戦いながら尿意とも戦うはめになるとは・・・
なんとか我慢しきって試験は終わった
出来はなんとも言えないが全然できなかったという感じではなかった
帰ってきて7時からの予備校の解答速報を見て採点する
やべえ・・・ものっすごいギリギリだ・・・
択一は自分でも採点できるのではっきり点数がでるが記述は採点されるまでわからない
しかも、今年から導入なので配点すらわからず採点基準などわかるわけもない
とりあえずボーダーラインって感じか・・・
そんな感じで資格板を覗く
あれ?
解答が予備校で違うところが多々あることに気づいた
択一のマークシートなのになんでこんなに解答違うんだ?
大手資格予備校でも答えが分かれる問題が10問もある
こんなことあるのかよ
先生でさえ意見わかれる問題出すなよなぁ
と思いながらも自分の答えが正解になってる予備校のほうを応援しちゃったりする
法律ってやっぱり難しいんだなぁと試験が終わってから思ったね
選択肢をじっくり吟味すると択一の問題でさえ答えが割れたりするんだ
こうゆう判例もあるからこれは○だとか
この選択肢には重過失って書いてないから×だとか
試験後の資格板のスレでも大議論になっていた
まぁ俺はそれも含めてギリギリなんで合格してるといいなぁ
俺にとって本当の本番は来年の社労だけど
行書取れるかどうかで仕事の幅の変わってくるのでなんとか合格してるとうれしいです
みやびちゃんが主演のゲキハロを見るのを蹴ってまで受けた試験
みやびちゃんのためにも落ちるわけにはいかない
受験の時そうだったけど
とりあえず終わった開放感をしばらく味わって次に始動します