ハンゲーの詐欺行為

ファミスタオンラインというゲームをやっている
野球ゲームのオンライン対戦のゲームだ
試合などで貯めたポイントでスロットを回して選手カードを集め
その選手でオーダーを組み戦う
能力の高い選手はレアカードとしてなかなかでない
その中でも金や銀のカードは特にでなくて能力も高い
ビックリマンシールで言えばヘッドみたいなもんだ
基本的に無料だが能力の高い選手の当たり易いルーレットも設置されており
そっちは有料である
このゲームはハンゲームが運営しているのだが
このルーレットで利益を出しているのだろう
そのルーレットの中の一つがなぜか金が必ず出るらしいという噂が広まっていた
自分も課金してルーレットをやってみるとなるほど2枚の金カードが出る
金はそう簡単にでるものではない
これはバグなのかミスなのかそれとも隠しイベントなのか
こちらはなんら不正な行為はしていない
普通にルーレットを回すだけ
だけど金カードが必ずでるのだ
これはかなり楽しい
ビックリマンシールで言えばどのチョコを開けても
スーパーゼウスやヘラクライストが出るようなもんだ
俺も思わず結構はまってしまい4000円も使ってしまった
朝になってハンゲー側もそれに気づいたようで緊急メンテナンス
問題はその対応だった
原因はハンゲーの完全なミス
こちらはなんら不正行為もしていないのでバグの悪用でもない
ただルーレットを回しただけ
ビックリマンチョコで言えばお店でチョコ買って開けただけ
そしたらヘッドばっかり入ってた
入れたほうのミスでしかない
ヘッドばかり出るからうれしくていっぱい買った
これは消費者に何の責任もない
まぁ、それでも今回の件はネットゲームなので
カードを回収して返金手続きまではありえるかなとは思っていた
よくネットショップで一桁間違えてパソコンを売ってしまって
間違いでしたのでお金返しますのでごめんなさいというようなものだ
これは民法では錯誤無効という
なので、そこまではあり得るかなぁ
そうなったら金カードは諦めようとは思っていた
しかしハンゲーの対応はその上をいくものだった
金カードは回収しお金は商品券で返しますというのだ
はぁ?
よく意味がわからなかった
パソコンの例で言えば
一桁間違えていたのでパソコンは売れませんがお金は現金ではなく
うちの店でしか使えない商品券で返しますと言ってるのと同じことだ
そんなことしたら100%社会的問題になり集団訴訟もありえるだろう
それをハンゲーはやってのけた
これには少しカラクリがある
ハンゲーは現金で直接ルーレットを回せることにしていないのだ
まず現金でハンコインというゲーム内通貨を買わせる
そのハンコインでファミスタ用の通貨であるファミスタコインを交換させる
そのファミスタコインでルーレットを回せるようにしてある
これだけ手間をかけさせるのは今回のようなケースのためなんじゃないだろうか?
法の抜け穴かもしれない
つまり無効なのはファミスタコインとルーレットの間のやりとりであって
現金でハンコインを買うまでの契約は有効だというつもりなのだろう
だけど、これは詐欺である
おいしいエサ釣っておいて返金は商品券で返す
ミスをしたハンゲー側は実はそのミスで莫大の儲けたのだ
今回の金カード祭りがなければ課金なんてしていない人が大勢いる
俺だって4千円なんて今回のことがなければ使っていない
そのお金をハンゲーはそっくりそのまま儲けたのだ
はっきり言えば円天詐欺を同じようなもんだ
現金集めてゲーム内でしか使えない商品券に変えたのだ
おそらく訴訟にもっていけばこちらも何らかの勝ち目はあると思う
ただ一人一人の額は小さいので小額訴訟を集団で起こす必要がある
それはなかなか難しい
今のところみんなしぶしぶ受け入れているようだ
だけどハンゲーはこんなことをやっていると必ず痛い目にあうだろう