選挙

個人的に選挙速報の番組を見るのがかなり好き。もちろん選挙にも行ってきた。結果はみんな知ってる通りである。しかし、マスコミの報道はいつもおかしい。今回は5議席削減されているので、実際は改選前と同じくらいの議席をキープするだけで負けではない。10議席中5議席だった政党が、8議席中4議席になっても負けと言うわけがないのと同じ理論である。もちろん勝ちではない。目標の51には届かなかったし、公明党の援護も受けすぎた。しかし、選挙速報が始まった8時くらいの様子を見た人ならわかるが、49議席も取るなんて言ってたところはほぼ無かった。テレ朝なんてその最たるものだ。テレ朝は46議席と予想し、その予想も衆議院選の時に失敗したので今回は様々な要素を加味しているので自信があると言っていた。しかし、結果は予想は大外れ。自民は予想より多かったし、民主は予想より少なかった。それだけではない。最も面白かったのか当確のつけ方である。11時ごろだったろうか、TBSは自民48民主48、NHKは自民47民主48、日テレは自民48民主47くらいで接戦だった。しかし、テレ朝は自民46民主50と他と全く違うのである。明らかに大きな差をつけているのである。その後テレ朝は、他のテレビ局は49になろうとも1時間ほど自民がずっと46のままだった。自分たちが予想した46以上にすることを渋っていたとしか考えられない。完全に笑いものである。
結果は、民主が大躍進した。しかし、共産が減らした議席が民主にいっただけで野党としては議席は増えたわけじゃない。本当の見出しをつけるとすれば、「自民平行線、民主躍進、マスコミ惨敗」である。