モ娘とあやや

基本的にグループとソロを比較することは無意味なことだと思っている
昔、鈴木あみは同じアサヤン出身としてモ娘と比較されて争っていた時期があった
売上的にはラブマシーンあたりからモ娘が優勢になった
しかし、モ娘の個々のメンバーと鈴木あみを比較すれば鈴木あみに勝てるわけがない、そんな論調をよく見かけた
そんな論調が今のモ娘とあややにも出てきている
ここで複雑なのは、あややがモ娘の妹分オーディション出身であり後輩だということ
心情的に後輩が大先輩を追い抜くことを受け入れることができない人たちが多い気がする

しかし、大事なことを忘れてはいけない
あやや松浦亜弥という一人の人物でデビュー当時から変わっていないが
モ娘は名前は同じであっても中身は全く違うのである
もし、なっち、ごっちん、中沢、保田、辻加護など当時のメンバーが現在もモ娘であったら
あややが妹分だということに何も違和感はない
しかし、5期の愛たんにとってあややは妹分などという存在であることはあり得ない
愛たんにとって強力なライバルという存在である
もちろん6期のメンバーにとってもあややが妹分であるわけがない。逆に6期が妹分みたいなもんである
つまり、既にもうあややを妹分と呼べる現メンバーはほとんどいないわけで
モ娘にとってあややは妹分だったはずが、次第にモ娘があややの妹分になっていくことを認識しなくてはならない
飯田、石川が卒業し7期が入ればますますそうなる
・名前は同じでも中身が次々に変わっていくモーニング娘
・それに対してモーニング娘の妹分というあややのイメージ
この二つがモ娘とあややの関係を複雑にしているんだと思う
モーニング娘というグループ名にとって松浦亜弥は妹分であるが
モーニング娘を現在構成しているメンバーにとって松浦亜弥は妹分ではないのだ」
書きながら自分でちょっと名言だと思った