大穴狙いとアンチの心理

昔アンチの心理学という日記を書いたことがある
http://d.hatena.ne.jp/bejichan/20041008
それを補足というかもっと面白い視点から書いてみたい
よく競馬には大穴派という人がいる
大穴派は、その名の通り人気のない倍率の高い馬を買う
倍率とは、所詮その他大勢の人気投票である
その馬の実力を表す数値ではない
だからと言って倍率の高い馬をやみくもに買うわけではない
自分にとってこの馬は倍率は高いけど勝つと思うだけの理由をもって買っている
コースが合う、騎手がいい、調子がいい、展開が向く・・・
色々理由を探す
しかし、それだけでは買えない
自分の馬のことばかり考えても勝負にならない
相手がいるからレースなのだ
次に、1番人気、2番人気と人気馬の負ける要素を探すことになる
自分の馬に勝てそうな要素があっても相手に負ける要素がなければ意味がない
さっきとは逆に悪く言えば粗探しをする
コースが苦手、左回りが苦手、展開が向かない、ローテーションが悪い・・・
これってアンチの心理に近いものがあると感じた
基本的にアンチは人気があればあるほど増えていく
キムタクは人気のあるタレントだが、実は嫌いなタレントの上位にも入っている
出る杭は打たれるとは少し違うが、人気がでれば嫌いになる人も出てくるのだ
ハロプロにもその傾向があると言える
しかし、本来アイドルを好きになることにはそんなことは関係ない
人気があるから好きになるわけでも人気がないから好きになるわけでもないはずだ
好きになった子が実は人気があった、その後人気が出たという後付けになるべきだ
人の評価である人気に左右されて好きになるのは本質的にその子を好きにはなっていない
それはアンチにも言える
人の評価である人気に左右されて粗探しをしているだけではアンチとしての筋が通らない
もし、立派なアンチがいるとすれば、嫌いになった後にその理由のみで叩くべきだ
人気があるから嫌いになる部分を探すのは本末転倒なのだ


人気とは他人の評価だ
自分が好き(嫌い)であるなら他人の評価なんてどうでもいい
俺はみやびちゃんが世界中のすべての人間に嫌われようとも
俺だけは好きでいられる自信がある


かっこいいセリフが決まったぜ