夢の舞台

最近みやびちゃんが夢によく出てくる
内容までは起きたらほとんど忘れちゃってるけど
みやびちゃんが出てたのだけは覚えてる
そんな夢の設定はいつも中学校だ
みやびちゃんが中学生なんだから当然と言えば当然
だけど、俺はもういいおっさんなのだが
夢ではいつも中学生
周りに登場する友達もみんな中学時代の友達だ
中学時代のやつらなんてもう何年も会ってないのに
夢の舞台は必ず中学時代なのだ
中学よりは最近であるはずの高校でも大学でもない
みやびちゃんが出ない夢も中学時代がほとんどだ
それはやはりどこか潜在意識があるんだろうと思う
何度か書いたことがあるけど俺の全盛期は中学時代だった
運動も勉強も抜群、クラスや学年でも人気者で女の子にももてまくった
そんな俺の全盛期をいまだに引きずってるのだろうか
今の堕落した生活の中であの頃は楽しかったと夢の中でも思い出すのだろうか
これからの長い人生の中で全盛期は中学時代というのも寂しい話だ
全盛期があっただけまだましかもしれないが
このあとの何十年という人生でずっと中学時代を超えられないのか
それでいいわけがない
夢の舞台が現在に戻ったとき
俺の新たな全盛期が始まるはずだ