なんかやわらかいもの

予備校に行こうと地下鉄に乗った
俺はイスのドワ側のはじっこに座った
手すりのような部分に頬づえをつく感じで寝ていた
するとしばらくたってなんか頬づえをついた肘のあたりにやわらかい感触がある
目を開けてそちらを見るとなんと女子高生のおしりがそこにあった
セーラー服にミニスカートの女子高生のおしりが俺の腕にあたってる
俺が頬づえをついている手すりにその子が寄りかかっているのだ
普通そこに腕があれば寄りかからないものだが
そんなことをお構いないしに寄りかかってくる
おしりがあたってるというより押し付けてくるくらいの勢いだ
俺の腕に座ってるような感じだ
俺は頭の中ですばやく思考回路を巡らせる
悪魔と天使で議論する
悪魔は
とりあえずこのままおしりの感触を味わうのもいいだろう
向こうから押し付けていたわけだ
女子高生のおしりなんてそうそう味わえないぞ!
天使は
これもある意味痴漢なんじゃないのか?
もし、痴漢ですなんて騒がれたら人生おわり
おしりの感触は惜しいけどリスクは回避すべきでは?
どちらも最もである
う〜む・・・迷ったあげく腕をよけた
もう十分おしりは堪能したしリスクは回避したい
降りるときにその女子高生の顔を見ようとしたけど
さっさとどっか行ってしまった
まぁ正直ちょっと興奮した
これくらいささいな幸せはあってもいいだろう