日ハム優勝

われらが日ハムが見事パリーグ優勝を決めた
去年の日本一チームでありながらシーズン開始前に優勝を予想した専門家はいなかった
それほど戦力は整っていなかった
打者の中心であった小笠原が巨人に移籍した
それだけでかなりの痛手
その上に新庄の引退
彼はパフォーマンスだけ注目されているがホームランも20本は打てるし
何より守備力は半端じゃなかった
そして岡島が大リーグへ
今の大リーグでの岡島の活躍を見ればわかるが彼の貢献も大きかった
とくにハムは左の中継ぎが彼くらいしかいなくて痛手だった
それだけの戦力を失ったにもかかわらず新しい戦力は皆無
つまり、確実に去年より戦力ダウンしていた
なので優勝候補にあげなかった専門家はある意味で正しい
それでも優勝した
今年と去年はまるで別チーム
打てないんだから走って送ってあとは守る野球
ヒルマン監督の力量だと言える
守り勝つイメージからピッチャーがすごい充実にしてるように思われがちだが
決してそんなことはない
ダルビッシュはいいとしても元エースの金村は2軍だし去年の新人王の八木もずっと不調
開幕先発ローテだった建山も戻ってこない
そんな中支えたのはドラフト1位の高校ルーキーの吉川や
中継ぎから先発になった武田勝
楽天からとってきたグリンだ
必死のやりくりである
補強しなかったから若手を使うチャンスが生まれる
そして彼らがその期待に答える
そんな良い循環があったのだ
それは巨人では決して起こり得ないことだ
打率もホームラン数も最下位で優勝した日ハムだ
打線は水物といわれるが守備力はそうそう揺るがない
なので短期決戦でも確実に力を出せる
今年も日本一になるだろう