知的障害者のドラマ

最近知的障害者のドラマが増えてる気がする
今クールにもひとつあるし昼ドラにもひとつある
こうゆうドラマは基本的にいい人である
知的障害があるからこそ純粋で悪いことを考えずにまっすぐ
そんな様子をみて周りの人間が影響を受けていく
ハンディキャップを持っている上に悪人をして描くわけにはいかないのだろう
だけどみんながみんな善人ではない
障害者=善人という決めつけ自体が差別なんじゃないかと思う
俺は小学校のころ小さな町に住んでいた時期がある
その家の近所の木工所があった
ある日、そこが火事になった
木工所ということもあり大火事になった
俺が今まで見た火事の中でも最大規模のものだった
次の日の新聞でそれが放火だとわかった
犯人はそこで働く知的障害者だった
「ここが燃えてなくなればもう働かないですむと思った」
それが放火の理由だった
その火事のすさまじさとそのあっけにとられるような放火理由が
小さかった俺には衝撃だった
そんな現実に起こった事件とドラマとのギャップがどうもすっきりこない