前田敦子のコメントの違和感

AKB総選挙の1位はテレビであれだけ特集されたこともあり
誰もが知っているだろう
1位は前田敦子で2位は大島優子
どっちが1位でもいいけどどっちが1位になるかの選挙は気になる
そんな気分で見ていた
先に発表された大島さんは泣きもせずじっくり考えてきたんだろう
立派なコメントを堂々と語った
この子はすごいなぁ・・・ヲタでもない俺でもそう感じさせるものだった
1位の前田さんは2位の発表時から泣き崩れていた
というよりもう5位くらいのときから下をずっと向いて死にそうな顔をしていた
そうとうなプレッシャーなんだろう
これだけの規模のイベントで自分が1位になるかどうかのプレッシャーなんて
想像もしたことがないのでわからないが、とにかくずっと死にそうだった
そんな前田さんのコメントは号泣しながらではあったが頑張ってそれなりのことをしゃべっていた
しかし、途中から正直ビックリしたことを話し始めた

「私のことが嫌いな方もいると思います。」
「私のことが嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」

このイベントが1番嫌いなAKBメンバー決定戦で彼女が1位になったのなら
このコメントも意味がわかる
しかし、真逆であり、彼女がはっきり言えば人気投票で1番人気がある子として選ばれたのだ
2位の大島さんのコメントを借りればもっとも愛されたのだ
もっとも愛されて1番人気に選ばれた人間が、嫌われれている話をするだろうか?
最もみんなが好きだと選んだ1位が、自分を嫌いでもAKBは好きでいてと言う
その違和感はものすごかった

そのコメントの裏にはおそらく彼女なりの苦しみがあったのだと思う
人気がでればでるほどアンチは増えるものだ
それはしょうがないのだ
モーニング娘で常にエースを張っていた高橋愛は最もアンチが多かった
最もプロ野球界で人気チームだった巨人にもアンチが多かった
それがある意味人間心理の闇なのだ
好きな男として毎年ランキングで1位になってる木村拓哉でも
嫌いな男としても江頭や出川らと並んで毎年ランクインしているのだ

前田さんはこの1年色々な場面でそのアンチを目の当たりにしてきたのだと思う
だからこそのあのコメント
だけど、今回の1位でたぶんもっとアンチは増えるだろう
AKB自体もファンはどんどん増えているだろうけどアンチもどんどん増えている
何千何万人に好かれるかわりに何千何万人に嫌われる
それがAKBのエースになるということなんだろう