AKBの終わりを考える

よく、AKBのこの勢いはいつまで続くのか?という話がでます
今をときめくAKBですが、必ずこの勢いは終わります
なぜ、はっきり断言できるのか?
それは人間だからです
アイドルも人間なので歳をとるからです
人気の2トップ前田敦子大島優子も歳をとるのです
どんな美少女も歳をとればそれ相応に劣化していきます
歳をとれば結婚、出産もしていかなければなりません
これが、アイドルグループに必ずついてまわる定めなのです

その定めに挑戦したのがモーニング娘でした
どんなに人気のあったエースもセンターも歳をとるのがしょうがない
なら、卒業させてしまおう
そして、新しいメンバーを加えよう
これがモーニング娘の対策でした
グループ名はそのままに中身をどんどん入れ替えていく
この対策はある意味で成功したと思います
アイドルグループとしては異例の長期的に継続していくことができました
それでも結局は下がっていきました
落ちるスピードを鈍化させたにすぎないのかもしれません
それでもこれは最善の策だったと思います

AKBのプロデューサーの秋元氏はこのモーニング娘を失敗例と言っていました
「AKB は卒業→加入システムは取りません。身近に失敗例があるから 」
「だって安倍なつみゴマキに匹敵するメンバーが加入してもないのに卒業させちゃったでしょ」
確かに今AKBは増やしまくっていますが、減らす作業はしていません
今はこれでいいです
ブレイクして1〜2年なので年齢の問題もまだでてきません
しかし、人間です。必ず歳をとります
秋元氏はどのような対策を考えているのでしょう?
AKBを卒業させてSDNに入れるだけみたいなことはないでしょうね?
安倍なつみゴマキがAKBで言うところの前田や大島だとして
この2人に匹敵する人って出てくるでしょうか?
過去3回の総選挙を見ても匹敵する新人さんがでてくるようには思えないです
結局はブレイクした時に主要なメンバーかどうかなのです
ブレイクした1番テレビ雑誌に出て知名度が上がるときに主要メンバーだったかどうか
それが絶対なのです
そうなると匹敵する新人がでてこないので前田も大島もずっと卒業できません
20代後半になっても依然としてがんばることになります
卒業はしないので、新人は常にどんどん入り何百人になっているかわかりません
派生グループもどんどん増えていきます
増えれば増えるほど個々の出番は減っていきます
一握りの有名メンバーと大多数の無名メンバーになっていくでしょう
もう既になっていますが・・・
そうなると結局はグループとしては衰退していきます

大人気のチェーン店が勢いにまかせて店舗をどんどん増やしていき
ものすごい大企業になったつもりもつかの間
勢いが無くなって店舗を増やしすぎたツケで結局すぐに倒産する
そんなニュースをよくみます
昔たまごっちが大ブームになったとき、どこにいっても入手できないほどの人気でしたが
ブームがあっという間に去り、ものすごい増産体制でたまごっちを作っていた会社は
あれだけブームになったにも関わらず、在庫が大量に余って大赤字になったそうです
今のAKBには似たような雰囲気をすごく感じます
アイドルも歳をとる
いつかくるこのアイドルとしての寿命に対して
どのように対策をしていくのか?
興味深く見守っていきたいと思います